2017年8月、ニチバンの救急絆創膏「ケアリーヴ」のシネアド(映画館CM)「母と娘と、恋の味方」篇で男子中学生役でデビューして以来、俳優として活動している杉田雷麟さんですが、
実は、少年時代は、サッカー選手を目指していたといいます。
そこで、今回は、そんな杉田さんのここまでの歩みをご紹介します。
杉田雷麟は少年時代はサッカー選手を目指していた
杉田さんは、2歳の時にサッカーを始めると、4歳でクラブチームに入り、プロのサッカー選手を目指していたそうです。
ただ、身長が低かったことから、せめて体を大きくしようと思い、小学6年生の時にボクシングを始めると、ボクシングにものめり込んでしまい、一時期はボクシングをした後にサッカーの練習に行く毎日だったそうです。
杉田雷麟がサッカーから俳優に転向した理由
しかし、杉田さんは、中学から高校に上がる時に、サッカー選手を諦め、俳優になる決意をしたそうで、
杉田さんは、その理由について、
このままサッカーを続けるのか、ほかにやりたいことがあるか考えた。刑事になりたかったし、ほかにもなりたいものはいろいろあったんです。
僕は父の影響で映画も好きだったので、映画の中だったら、ずっとやってきたサッカーも無駄にはならないし。役で刑事にもなれるし。それで俳優を目指そうかなと。
と、語っています。
また、杉田さんは、
高校進学のときに自分のレベルでサッカーを続けていけるのか考えて、役者なら、警察官やほかにもなりたいものになれると思って14歳のとき今の事務所のオーディションを受けました
ずっとサッカーに打ち込んでいたんですけど、中学のとき、このままサッカーか別の道か、と二択で考えたんです。そのとき初めて自分の夢って何だろうと思って。
刑事ドラマが好きだったから刑事にも憧れるし、サラリーマンにもなってみたいし……とかいろいろ出てきて。
映画も好きだったので、「あ、俳優なら刑事にもサラリーマンにもなれる。プラス、サッカーの経験も生きる!」と閃いて。それで今の事務所に履歴書を送って採用してもらえたんです。
とも、語っています。
杉田雷麟は「Aではない君と」で佐藤浩市の息子役を勝ち取っていた
そんな杉田さんは、2018年、15歳の時、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル「Aではない君と」(9月21日放送)のオーディションを受けると、見事、主演の佐藤浩市さん演じる吉永圭一の息子・青葉翼役を勝ち取り、
撮影が始まり、佐藤浩市さんと初めて顔を合わせた時、
佐藤さんから、
この世界で食っていくのか?
と、聞かれ、「はい」と即答したそうで、
杉田さんは、
そして、この作品で、佐藤さん、天海祐希さんとご一緒して、一層、俳優をやっていく気持ちが強くなりました。
と、語っています。
ちなみに、そんな杉田さんの熱意が通じたのか、佐藤さんは、撮影中、
俺と関わる場面ならお前が納得行くまで何度でも付き合ってやる。
と、言ってくれたそうで、杉田さんはとても嬉しかったそうです。
また、佐藤さんは、「東京ドラマアウォード2019」の授賞式で、司会の石坂浩二さんに、「(「はい」と即答した杉田さんを)どうですか?」と問われると、
食っていけると思いますよ
と、太鼓判を押しています。
(「Aではない君と」は、2019年、「東京ドラマアウォード2019」の作品賞(単発ドラマ部門)でグランプリを受賞しています)
杉田雷麟の本名の由来は?
「杉田雷麟(すぎた らいる)」は本名だそうですが、
杉田さんは、「雷麟」という珍しい名前の由来について、
親からは“雷のように厳しく育つように、麟は漢字が難しいから頭がよくなるように”。あと名字と名前に(語感や表記の)ギャップがあって印象が強いからつけたと聞かされました。
と、語っています。
ただ、やはり、初見でなかなか読める人はおらず、苦労もあったそうで、
学校の先生も最初は読めませんでした。名前を聞かれて“すぎたらいる”と言っても“?”という反応でした。
テストのときは(画数が多くて)ちょっと面倒くさかったし、習字は名前がふたつの黒い丸になってしまいました。でもいい名前だと思っています。メンタルが強いのは厳しく育てられたからかなと思うけど、頭はそんなによくならなかったです
と、語っています。
杉田雷麟のプロフィール
それでは、ここで、杉田さんのプロフィールについても簡単にご紹介しましょう。
【生年月日】2002年12月10日
【出身地】栃木県
【身長】172センチ
【趣味】ガンダム、洋画、読書
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。
演技に対して熱い情熱を持ち、イケメンでありながら、実力派俳優の道を突き進んでいる杉田さん。
今後、どのような作品に出演し、どんな俳優になるのか、杉田さんの活躍が楽しみでなりません!