2020年に、映画「蜜蜂と遠雷」で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞、2021年には、主演ドラマ「本気のしるし」で釜山国際映画祭2021のASIA CONTENTS AWARDS内「Best Newcomer-Actor賞」を受賞し、実力派俳優として注目を浴びている森崎ウィンさんは、
2023年には、NHK大河ドラマ「どうする家康」で二代将軍の徳川秀忠を演じているのですが、ハリウッド映画にも出演していました。
そこで、今回は、森崎さんが出演していたハリウッド映画や、森崎さんの英語力、出演ドラマについて、ご紹介します!
森崎ウィンがハリウッド映画に!
森崎ウィンはスティーブン・スピルバーグの映画「レディ・プレイヤー1」のメインキャストに抜擢されていた
森崎さんは、2018年、28歳の時、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画「レディ・プレイヤー1」でメインキャストに抜擢されて、ハリウッドデビューを果たしています。
この「レディ・プレイヤー1」という映画は、仮想現実世界”オアシス”を舞台に、オアシスを創り上げた大富豪の亡き後、オアシスの運営権利と大富豪の遺産をめぐる冒険が繰り広げられる、SFアドベンチャーなのですが、森崎さんは、ダイトウ役を演じています。
ちなみに、この「レディ・プレイヤー1」は、アニメやゲームなど、80年代のポップカルチャーへのオマージュが随所に散りばめられており、AKIRA、ストリートファイター、ハローキティなど、日本のアニメやゲーム作品も登場しています。
森崎ウィンはスピルバーグ監督から直々にオーディションを受けていた
森崎さんによると、ハリウッドで「日英バイリンガル」の役者を探していると聞いて飛びつき、ビデオオーディションを受けると合格したそうで、数カ月後、2次オーディションのためにアメリカ・ロサンゼルスを訪れたそうです。
ただ、森崎さんは、この時はまだ、監督や映画について何も知らされておらず、ロサンゼルスに着いてから、キャスティングディレクターに、「この映画について聞いてる?」「スピルバーグの映画よ」と聞き、驚いたそうです。
そして、スピルバーグ監督と初めて会った際、スピルバーグ監督からは、
ウィン来てくれてありがとう
と言ってもらったそうで、森崎さんは、ドキドキしながら英語で自己紹介をしたのだそうです。
それから、二次オーディションが始まったそうですが、スピルバーグ監督には、「first to the egg」と書かれた紙を渡され、求められた通りに何度も読めと言われ、
「次は怒って」「悲しげに」「じゃあ日本語で言ってみて」など、次々とテストされたそうで、森崎さんは無我夢中で演じたそうです。
こうして、二次オーディションは終了したそうですが…
待てど暮らせど返事はなく、「ダメだったか…」と、ほぼ諦めていたそうですが、二次オーディションから8ヶ月後、「合格」の知らせが届いたそうで、森崎さんは大喜びしたのでした。
森崎ウィンの英語の発音が上手(キレイ)!
森崎ウィンはスピルバーグ監督からも英語の発音がキレイだと褒められていた
そんな森崎さんの英語力はというと…
とても流暢で、日本人が苦手とされる発音もとてもキレイなので、ペラペラと言ってもいいレベル!
森崎さん自身も、発音が良いと言われることをインタビューで明かしており、スピルバーグ監督からも「発音がキレイだ」と絶賛されたのだとか。
その一方で、文法は少し苦手なのだそうです。
森崎ウィンは祖母が英語教室をしていて幼少期から自然な英語を身につけていた
実は、森崎さんは、おばあちゃんが自宅で英語教室をしていて、幼い頃から、目が覚めると英語の授業が聞こえてくる環境で育ち、5~6歳の頃からきちんと習い始めていたそうで、
ハリウッド映画「レディ・プレイヤー1」のオーディションを受けた時には、ある程度、英語が話せる状態だったそうです。
ただ、オーディションに受かってから、さらにたくさんレッスンを受けているそうで、今でも英語は勉強中なのだそうです。
ちなみに、森崎さんの英語勉強法は、(学校には通う時間がないことから)オンライン英会話でフリートークや教材を使った学習をしているとのことで、苦手な文法を重点的に勉強しているのだそうです。
森崎ウィンの出演ドラマは?
それでは、ここで、森崎さんが出演しているテレビドラマをご紹介しましょう!
- 2008年「東京少女 桜庭ななみ」 第1話(高志 役)
- 2008年「学校じゃ教えられない!」(西川叶夢 役)
- 2009年「ごくせん卒業スペシャル」(五十嵐真 役)
- 2009年「仮面ライダーW」第7・8話(稲本弾吾 役)
- 2012年「ゴーストママ捜査線~僕とママの不思議な100日~」 第8話(北島亮 役)
- 2012年「天の方舟」(ディン 役)
- 2013年「名もなき毒」(加西新 役)
- 2014年「ペテロの葬列」 第1話(加西新 役)
- 2018年「My Dream My Life」(木村アウン 役)
- 2018年「ハゲタカ」 第7話・最終話(天宮光一 役)
- 2019年「本気のしるし」(辻一路 役(土村芳とW主演))
- 2020年「The House with Dreams」
- 2020年「FAKE MOTION -卓球の王将-」(近藤勇美 役)
- 2021年「FAKE MOTION -たったひとつの願い-」
- 2020年「彼女が成仏できない理由」(エーミン 役(高城れにとW主演))
- 2020年「6 from HIGH&LOW THE WORST」(坂田基晃 役)
- 2021年「西荻窪 三ツ星洋酒堂」(小林直樹 役)
- 2021年「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年のこと」(遠藤 役
- 2021年「桜の塔」(蒲生兼人 役)
- 2022年「村井の恋」 第4話 ・最終話(田中真雄 役)
- 2022年「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」 第7話(エリック 役)
- 2022年「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!? 」第8話・最終話(山城大和 役)
- 2022年「科捜研の女 2022」 Season22 第2話(兵働耕春 役)
- 2023年「相棒 season21」 元旦スペシャル 「大金塊」(袴田茂斗 役)
- 2023年「ああ、ラブホテル ~秘密~」 第8話「やさしいホスト」(矢吹レン 役)
- 2023年「真夏のシンデレラ」(村田翔平 役)
- 2023年「パリピ孔明」 第2話 (RYO 役)
- 2023年「ブラックファミリア~新堂家の復讐~」(五十嵐優磨 役)
- 2023年「大河ドラマ どうする家康 」第39回 – 最終回(徳川秀忠 役)
- 2024年「アクターズ・ショート・フィルム4『せん』」」(出演・脚本・監督)
- 2024年「燕は戻ってこない」(ダイキ 役)
など、数多くのドラマに出演しています。
森崎ウィンのプロフィール
森崎さんのプロフィールについても簡単にご紹介します。
【生年月日】1990年8月20日
【血液型】 O型
【出身地】ミャンマー・ヤンゴン
【趣味】フライトシミュレーター、 ドライブ、キャンプ(ソロキャンプ)
【特技】殺陣、ビリヤード
【言語】ミャンマー語、英語、日本語
森崎さんは、ミャンマーで生まれ育ったのですが、治安が不安定だったため、小学4年生の時に家族で日本に移住すると、
中学2年生の時に、現在の所属事務所「スターダストプロモーション」にスカウトされて芸能界に入ったそうで、以降、俳優、モデル、歌手として幅広く活躍しています。
まとめ
森崎さんは、スティーヴン・スピルバーグ監督の「レディ・プレイヤー1」で、直接、スピルバーグ監督のオーディションを受けて、見事、メインキャストに抜擢され、ハリウッド映画に出演しているのですが、
英語がとても流暢で、スピルバーグ監督からも褒められていたとのこと。
しかも、現在もなお、英語を勉強中ということで、森崎さんの、今後のグローバルな活動が楽しみでなりません!